平成14年 春場所 さよなら大至関

千秋楽
     
最後の塵を切る
どんな思いが胸を.....
     
     
気迫あふれる立ち合い
最後の相手は春ノ山
深々と礼をする大至関

支度部屋裏での記念撮影
 
 
元幕内で東十両9枚目の大至関が千秋楽に引退を発表
【 高野伸行・33歳・日立市出身・押尾川部屋 】
今後は準年寄として、相撲甚句も歌える力士を育てたいとのことです。
 
写真は、千秋楽の土俵入り前、支度部屋裏での若い衆との記念撮影です
本人はもちろん、皆涙、涙でした。他の部屋の力士も写真に加わるなど
人柄の良さで愛された大至関ならではのシーンでした。
(←長く付け人をつとめた板倉くん、写真切れちゃってごめんね)
 
 
 
  大至関からメールをいただきました。御本人の了承をいただいて転載いたします 
 
本物の大至です。
千秋楽の写真や、数々の絵を載せていただいて、ありがとうございます。
18年間の土俵生活にピリオドを打ちましたが、人生はこれからです。
相撲界で学んだ多くの事を、これからの人生に於いて生かしていきたいと思います
長い間応援して頂いて、本当にありがとうございました。
 
15の春、中学を卒業と同時に角界に入門して18年の月日が流れました。
ここまで色んな事がありました。怪我で苦しんだ事、病気がひどかった事、
つらかった、苦しかった。でも私には、私を支えて下さる大勢の方がいました。
その方々のお蔭で、こうして長く、思いっきり現役を勤めさせていただきました。
皆さんへの感謝を込めて、引退相撲、盛大に楽しくやらせていただきたいと思います。
どうぞ、宜しくお願いします。
 
4月 8 日  大至 伸行